202511中二西通信弐拾号

散乱しないゴミ集積場へ

ゴミボックスに変えました

 役員班長会になると、必ずゴミの出し方、ゴミの散乱の話に熱が入りました。集積所のゴミネットにゴミが集められますが、中に入れない、ネットの横を閉じていないなどで、カラスに狙われ、散乱されてしまいます。言わば出す人のマナーなのですが、近隣のみなさんが気にかけて、掃除をしてくれます。

 散乱したままにしていると、衛生上も良くありませんが、地域の環境が悪くなり、荒廃していく可能性があります。(割れ窓理論)町内会ではカラスよけに、イラストや、カラスの忌避剤を取付け、日本語以外のマニュアルを取り付けましたが、もう一歩でした。

 今回、横浜市地域の防犯力向上緊急補助金を活用して、5カ所分のゴミボックスを購入、町内会の全カ所に設置することができました。町内会費ではまかなえない金額で、また、維持費を予定する必要があります。後は、マナーの呼びかけでしょうか。


割れ窓理論:1枚の割れた窓ガラスを放置すると、さらなる窓ガラスが割られるようになり、やがて建物や地域全体が荒廃するという、犯罪学者のジョージ・ケリング博士が提唱した理論


これからの西部町内会をどうしますか②

 50年ほど前、この地域にはお店が沢山ありました。駄菓子屋、魚屋、ラーメン屋、食堂、酒屋、クリーニング屋、たばこ屋、焼豚店、旅館、釣具屋、漁師など15件以上。現在は電気店、美容院、食堂、釣具屋など数件です。日常生活は生き生きとした隣近所のつながりでまかなえていました。

 世帯数を見ると2丁目全体では2010年841世帯、2025年774世帯で、15年間で67世帯減少しています。人口にすると383人減少。2018年が減少のピークでしたが、世帯数が上昇したにもかかわらず、人口は増えていませんので、単身世帯、夫婦世帯が増えて、子どもの人口が減少している実感が裏打ちされます。

 駐車場が目立ち、単身用のアパートが林立し、空き家も散見されます。町内会への参加率は減っています。新しく引っ越してきた人達は地域についてなにを求めているのでしょうか。

 役員班長会ではゴミの出し方の他に、公園、路上ではゴミの散乱、犬の散歩のマナーが話題に。知らない人なので注意するのも考えてしまう。

 単身高齢者が隣近所にいるのは知っているが、それ以上はどうしたらいいのだろうか。災害時はどうするのか。町内会の役割は?

 地域社会に求めるもの、求められるものは、大きく変化しているようです。あなたのもとめるものは?


11月23日に花苗の配布がありました。町内会の30カ所で色とりどりの花が咲きます。


公園の花壇にも花を植えました。また、土のままのところには球根が植えてあります。